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認知症サポーターになろう!

「認知症」って何?

「認知症」とは老いにともなう病気の一つです。さまざまな原因で脳の細胞が死ぬ、または働きが悪くなることによって、記憶・判断力の障害などが起こり、意識障害はないものの社会生活や対人関係に支障が出ている状態(およそ6か月以上継続)をいいます。
「認知症」は、思い出したいことがすぐに思い出せなかったり、新しいことを覚えるのが困難になったりするような「加齢によるもの忘れ」とは違います。例えば、体験したこと自体を忘れてしまったり、もの忘れの自覚がなかったりする場合は、認知症の可能性があります。

  

 

どういう人がなるの?

 65歳以上の高齢者では平成22年度の時点で、7人に1人程度ですが、認知症の疑いのある人も加えると4人に1人の割合となります。また、年齢を重ねるほど発症する可能性が高まり、今後も認知症の人は増え続けると予想されています。

 認知症は高齢者に多い病気ですが、働き盛りの年代でも発症するケースがあり、65歳未満で発症した場合を「若年性(じゃくねんせい)認知症」といいます。厚生労働省によりますと、全国における若年性認知症の有病者数は約3万8千人おり、そのうち50歳以上が8割超を占めるとされています。
家計を支える働き盛りの家族が認知症になってしまったら、経済的な負担や心理的ストレスはとても大きいもの。そのため、早期発見・早期治療がより一層重要となります。

「新しいことを覚えられない」「もの忘れが多くなった」「仕事や家事の段取りが悪くなった」などの変化が現れ、その症状が続くようであれば若年性認知症のサインである可能性があります。

 

認知症と付き合うには?

 認知症の早期発見・早期治療につなげるために、自分自身や家族・同僚、友人など周りの人について「認知症では?」と思われる症状に気づいたら、一人で悩まず専門家などに相談しましょう。

 認知症になる可能性は誰にでもあります。私たちと同様、認知症を患った方々の心情も様々です。また、「認知症の本人は自覚がない」という考えも大きな間違いであり、最初に症状に気づき、誰より一番不安になって苦しむのは本人です。
  認知症の人は理解力が落ちているものの、感情面はとても繊細です。あたたかく見守り適切な援助を受ければ、自分でやれることも増えていくはず。認知症という病気を理解して、さりげなく自然で優しいサポートを心がけましょう。
また、厚生労働省を中心に「認知症サポーターキャラバン」事業を実施しています。「認知症サポーター」とは、認知症について正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守り、支援する応援者です。養成講座を実施していますので、ご希望の場合には、お住まいの市町村の認知症対策の窓口へお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。